この記事でわかること

  • オイル管理不足は、レベルゲージを見れば一発で分かること(写真)
  • オイルを足して動いても、焼けたエンジンは元に戻らないこと(動画)
  • オイル交換の間隔。1,000kmごと、長くても1,500kmまで

こんにちは。埼玉県三郷市のジャイロキャノピー専門店、株式会社WINGオオタニの大谷です。

今回は、いちばん防ぎやすくて、いちばん高くつく故障の話です。オイル切れです。止まってしまってからでは、オイルを足しても元には戻りません。

エンジンがかからない。レッカーで入庫

「エンジンがかからない」というご連絡で、車両はレッカーで当店に運ばれてきました。まず見たのはオイルです。レベルゲージを抜いたのが、この写真です。

ジャイロキャノピーのオイルレベルゲージ。付いているオイルが真っ黒で、量も足りていない
01. レベルゲージ:付いているオイルが真っ黒です。量も足りていません。これだけで、長い間オイルが交換されていないことが分かります。

オイル管理ができていない車両は、ゲージを見れば一発で分かります。オイルは使えば黒くなっていくものですが、ここまで黒く、しかも減っているのは、交換の間隔がかなり空いていたということです。オイルは減って、最後には切れて、エンジンは止まりました。

オイルを入れたら、かかった。でも音が違う

オイルを入れると、エンジンは始動しました。ここで「直った」と思ってしまう方が多いのですが、話はここからです。始動したエンジンから、それまで無かった異音が出ていました。始動後の音を録ったのが、この動画です。

02. 始動後の異音:オイルを入れて始動したあとの音です。音を聞いていただくための動画で、お客様の情報が分かる部分は隠しています。

オイルが切れた状態でエンジンが回ると、中が焼けます。異音は、エンジンが焼けたサインです。あとからオイルを足しても、焼けた部分が元に戻ることはありません。オイルを入れて動いたからといって、元の状態に戻ったわけではないのです。

ここで正直に書いておきます。この故障は、正式な見積もりが出せません。分解しないと中の状態が分からず、分解には分解と組み立ての費用がかかります。分解して見積もりを出したあとに「やはり直さない」となっても、その費用は発生します。修理するなら、25万円以上かかるつもりで依頼していただくしかありません。クランクケース、クランク、ピストン、ピストンリング、状況によってはヘッド回りまで、すべて新品にする必要があるからです。

オイル交換は、1,000kmごと

ここが今日いちばん書きたかったところです。

当店がお伝えしている線引き

  • オイル交換は 1,000kmごと。これは目安ではなく、守っていただきたい間隔です。
  • どうしても伸びてしまっても、1,500kmが上限。それを超えて走らせないでください。
  • 迷ったら、レベルゲージを抜いて見る。真っ黒で減っているなら、もう交換の時期を過ぎています。

ジャイロキャノピーは、配達などで毎日走る車両が多く、距離が伸びるのが早いバイクです。「この前替えたばかり」のつもりでも、走行距離を見ると1,000kmを超えていることは珍しくありません。日付ではなく、距離で管理してください。

オイル交換の費用と、オイル切れで焼けたエンジンの修理費用は、比べものになりません。オイル交換は、いちばん安く済む整備です。

止まってしまったら

オイルが切れて止まった車両は、自走させないでください。オイルを足して動いたとしても、異音が出ているなら、走らせるほど焼けた部分が広がります。当店では、動かない車両の引き取り(¥11,000〜・税込)と緊急レッカー(¥16,500〜・税込)で対応しています。対応エリアは関東圏です。

まだ止まっていないなら、今日、レベルゲージを抜いてみてください。それがいちばん安い点検です。

よくあるご質問

Q1. オイル交換は、何kmごとにすればいいですか?

当店がお伝えしているのは「1,000kmごと」です。これは目安ではなく、守っていただきたい間隔です。どうしても伸びてしまう場合でも、1,500kmが上限です。ジャイロキャノピーは配達などで毎日走る車両が多く、距離が伸びるのが早いので、走行距離を見るようにしてください。

Q2. オイル管理ができていないかどうかは、どこで分かりますか?

レベルゲージを抜いて見れば、一発で分かります。今回の車両は、ゲージに付いたオイルが真っ黒で、量も足りていませんでした。オイルは使ううちに黒くなりますが、ここまで黒く、しかも減っている状態は、長い間交換されていないということです。

Q3. オイルを足したら動くようになりました。そのまま乗っていいですか?

今回の車両も、オイルを入れると始動はできました。ただ、始動後にそれまで無かった異音が出ています。オイルが切れた状態で回ったエンジンは、中が焼けています。オイルを足して動いたとしても、焼けた部分が元に戻るわけではありません。異音が出ているなら、そのまま乗り続けるのではなく、中を見る必要があります。

Q4. オイル切れで焼けたエンジンの修理は、いくらくらいかかりますか?

この故障では、正式な見積もりは出せません。分解しないと中の状態が分からず、分解には分解と組み立ての費用がかかるからです。分解して見積もりを出したあとに「やはり直さない」となっても、その費用は発生します。修理するなら、25万円以上かかるつもりで依頼していただくしかありません。クランクケース、クランク、ピストン、ピストンリング、状況によってはヘッド回りまで、すべて新品にする必要があるためです。

この症状は、どこに持って行けばいいか

ジャイロキャノピーがオイル切れで動かなくなった。その修理は、埼玉県三郷市のジャイロキャノピー専門店 WINGオオタニ(株式会社WINGオオタニ)で受けています。完全予約制で、営業時間は12:00〜18:00、木曜・日曜が定休です。

Q. ジャイロキャノピーがオイル切れで動かなくなった。どこに持って行けばいいですか?

A. ジャイロキャノピーに詳しい店に持ち込むのが早道です。埼玉県三郷市のWINGオオタニ(株式会社WINGオオタニ、高州4-14-2)で受けています。この故障は分解しないと状態が分からず、分解にも費用がかかるため、正式な見積もりは出せません。修理するなら25万円以上かかるつもりで依頼していただくことになります。動かない車両は引き取りと緊急レッカーで対応しています。対応エリアは関東圏、完全予約制です。

エンジンの音が変わったら

オイルを足して動いても、異音が出ているなら中は焼けています。 軽症か重整備かの目安は、写真4枚のLINE診断で無料でお答えします。

写真4枚で無料診断 048-951-2115 に電話する

完全予約制/営業 12:00〜18:00/木曜・日曜定休

埼玉県三郷市高州4-14-2 / 修理・料金のご案内はこちら